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アパートのカギの調子が悪いとの連絡が有りました。
さっそく出張してみると、デッド(カンヌキ)が出たままで握り玉も動かない状態でした。
幸いドアは開いていましたので、室内側の玉座(ドアノブ)を外そうと弛めたところ、クルックルッと正常に動作しました。
取り付け不良なだけかと、せっかくだから洗浄、グリスアップをしてから組み付けてみました。
特に問題は無さそうだったのですが、何度かカギで開け閉めしていると、同じような症状がでてきました。
何かが引っかかるような感じです。
一旦全部錠前ごと外して、引っかかりそうなところを確認します。
外した部品の動作は良好です。
で、再度組み付け。
最初はいいのですがまた同じ動作不良が起こります。
結局、錠ケースや玉座部分を新品に入れ替えてみたりした結果、どうも玉座(握り玉)部分に問題が有りそうです。
さらに細かく分解してみると、中のスプリングが捻じ曲がっておりました。
調子いいときと悪い時が出たり消えたりすると、原因解明に時間がかかってしまいますね。
今回はもう７，８年経っているとのことで、念のため玉座部分と錠ケースを一式交換することになりました。
